製作事例
Collaborations
安藤七宝店では七宝焼の技術を使ったコラボレーション商品や、愛知県発祥の技術を使用した記念品製作など、多くの企業にお声がけいただきコラボレーションを行ってきました。安藤七宝店の製作事例の一部を紹介いたします。
CREDOR
究極の日本の美を追求したドレスウオッチと七宝焼のコラボレーション
2008年セイコーウオッチの依頼により七宝ダイヤルの開発に着手。七宝を腕時計のダイヤルに採用するためには、極めて高い精度を要求されるため、両社協業で試験研究を続け、クレドールのクオリティにふさわしい有線七宝ダイヤルを供給しました。以降も鉛を含まない無鉛七宝ダイヤルの継続生産と意欲的な新作開発を行い、現在に至っております。
SEIKO PRESAGE
SEIKO腕時計110周年を記念した
コラボレーションプロダクト
2017年、セイコー プレザージュ「クラフツマンシップシリーズ」用に、無鉛の七宝ダイヤルを開発/供給し、全世界で好評をいただいております。さらに2023年、セイコー腕時計110周年記念限定モデルとして、透明感のある青い色彩を「七宝技術」で表現しました。鉛を含まない無鉛釉薬による実現は難易度が高く、職人の高い技術を必要としました。
TOYOTA SUPRA 七宝エンブレム
思い出の愛車をずっと使い続ける、
スープラA70復刻エンブレム
「思い出の詰まった愛車に乗り続けたい」というお客様の想いに応えるため、GRヘリテージパーツプロジェクトでスープラA70(1986-1993)のエンブレムを復刻作成いたしました。
当時とは製作基準が変わったことで色の再現が難しい中、何度も試作を重ね、無鉛釉薬での色の再現が可能となり販売に至りました。
京都迎賓館調度品
海外からの賓客をもてなす、
伝統工芸の調度品
日本の歴史や文化を象徴する都市である京都において、海外からの賓客を心をこめてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に2005年(平成17年)4月17日に開館した京都迎賓館には、国内の伝統工芸の粋を凝らした数々の調度品が調達されました。七宝も正面玄関の握り棒、衝突防止のサイン、洗面所のサインに採用されました。
名古屋城本丸御殿復元
400年前の姿を甦らせる、
伝統の技術
2015年 名古屋城本丸御殿建設にあたり、上洛殿の七宝襖引手および帳台構金具の復元を受注。2期工事および3期工事において七宝加工を担当いたしました。金具および素地は京都、施工は安藤ハザマ共同企業体です。